Monthly Archives: 11月 2015

加工案内!

着付け、お茶、お花、日舞、お琴、詩吟など着物を着用する事が多い習い事を始められる方が 多くなってまいりました。そのような中で多い加工が寸法直しになります。 お母さまや知人から譲り受けたお着物の裄直し、身幅直しなど部分直しから着物を全部解いてからの仕立て直しまで様々な用途にお答えいたします。 着物の事で悩んだらお気軽にご相談くださいませ。 熊本市 きもの寸法直し 絹工房なかじ  ...

しみの種類と対応その5

きものにとって最大の敵はカビです! お手入れ事例で最も多いのがカビによる被害です。 カビがきてしまう一番の原因は長い間タンスの中にしまい込み湿気によりカビがきてしまいます。 出来れば年に2回(春4月~5月)(秋10月~11月)の乾燥している時期に陰干しして頂くと、被害はすくなくなります。 または、タンスを開けて扇風機・自然の風を送り込んであげるだけでも違いはでますよ。 着物は生き物ですのでたまには......

しみの種類と対応その4

もうすぐボジョレー解禁ですね~!楽しみにされている方とても多いと思います。 様々な解禁イベントで着物を着て出かける方、ここで起こりやすいのが、ワインを着物に こぼしてしまう事です。ワインやコーヒー等は色素が含まれているので、物質的に染料に近いものです。 こぼしてしまったら乾いたハンカチ・布巾で水気を取り、早急にシミ抜き専門店」に出して下さいね。 ご自身で触ってしまうと大変なことになってしまいますよ......

しみの種類と対応その3

今回のしみ(シミ・染み・浸み)の事例は赤ちゃんのよだれやミルクのシミについてです。 今週の日曜日に七五三をお祝いされる方が多いと思います。 その中でよくある事例がお子様のよだれシミやミルクしみといったタンパク質系のシミです。 タンパク系のシミは乾くと固まる性質ですので、水で洗っただけでは取りきれません。 専用の酵素を使用しシミを取り除いていきます。シミが付いた状態で長年放置してしまうと黄色く変色 ......

しみの種類と対応その2

11月だというのに暑い日が続きましたね。 暑いと言ったら汗、本日は汗ジミについての対応です。 お預かりの着物を検品していてよく目にするのが両脇・背中の汗による 変色シミです。汗の場合乾いてしまったらその場では分かりづらくなりますが、 時間が経つにつれて黄色く変色してきます。 しみ(シミ・染み・浸み)の性質は水溶性になりますので、水で洗い落とさないといけませんが、 決してご自分ではなさらないで下さい......

しみの種類と対応その1

(しみぬき・シミ抜き・染み抜き・浸みぬき)など様々な使われ方があります。 今回はその中で一般的に多い(しみぬき・シミヌキ)の事例と対処方法の説明です。 一番多い事例と言えばファンデーションによる衿のお化粧シミですね! しみが付いてしまってからの対応としては、シミの性質として油性しみになりますので、 ベンジン等の油性溶剤で落としていきます。決して水などで拭かないで下さいね!! 詳しく知りたい場合には......

11月は七・五・三!

一年は早いもので、もう11月が始まりましたね。 11月の着物を着るイベントとして思い出すのが、七・五・三ですね~ 三歳の時は散々泣いた記憶と五歳の時は着物を着せてもらい楽しい 思い出が浮かんできますね!今は、ご主人が子供の時に着用した着物を 自身のお子様にも着せたいという依頼が増えています。しかし何十年もタンスに いれっぱなしだったりするので、カビによる変色がとても多いですね。 お手入れ方法として......